2026年6月22日公開
最終更新日:2026年6月22日
投稿者:キャリアアドバイザーAgent編集部

未経験から“本音に寄り添う”キャリアアドバイザーへ。自身の遠回りを糧に変える、K.S様の転職成功インタビュー

未経験から“本音に寄り添う”キャリアアドバイザーへ。自身の遠回りを糧に変える、K.S様の転職成功インタビュー

 
K.Sさん
 
大学を卒業後、営業職として新規サービスの立ち上げを経験。その後、収入とキャリアのステップアップを求めて転職するも半年で離職。自身のキャリアを見つめ直すなかで、「同じ転職の失敗を繰り返す人を増やしたくない」という思いから人材業界を志す。現在は人材紹介・採用支援を手がけるHR領域のベンチャー企業N社で、キャリアアドバイザーとして活躍中。
 

 

インタビュー記事について

9EキャリアアドバイザーAgentは「あなたの挑戦を支える一番の伴走者になる」をコンセプトに、将来の可能性を広げるご提案にこだわり転職支援を実施しています。

このインタビューは、入社後1年以上経過している方へのインタビューを通し、実際に転職の軸を叶えられたのか?や今後チャレンジしていきたいことを中心にヒアリングをしていくことで、近いご経験や志向性をお持ちの方に有益な情報を届けたいと考え、実施しています。

 

遠回りの末にたどり着いた、人材業界

まずは、これまでのご経歴を教えてください。

はい。大学では法律を学んでいました。卒業後は地元で働きたいという思いがあったのですが、地方で稼いでいくなら手に職がないと厳しいんじゃないかと感じ、法学部に入りました。

ただ、東京で暮らし、アルバイトをするうちに、その考えが少しずつ変わっていきました。「今すぐ地元に帰らなくてもいいんじゃないか」「せっかくなら東京で挑戦してみたい」と思うようになって。人と話すのが好きというのもありましたし、単純に稼ぎたいという気持ちもあったので、新卒の就職活動では営業職を志望しました。

 

最初は、どのような会社に入られたのですか。

いずれ地元に帰って役に立ちたいという思いは当時もあったので、地元で需要のある医療系を中心に見ていました。製薬会社や、医療関係のルート営業などですね。最終的には、神奈川県の地域に根ざした会社に営業職として入社しました。ちょうど自分が入るタイミングで新しいサービスが立ち上がるとのことで、ゼロから事業が立ち上がる過程を経験できるのは貴重だなと思ったんです。

そこでは見積もりの仕事をしたり、さまざまな年齢層のお客さまと接したりしながら、2年半ほど働きました。そのなかで、もっと稼ぎたい、もっと大きな企業で仕事をしてみたいという気持ちが出てきたので、転職することに決めました。

 

2社目は、どんな職種だったのですか?

貴金属やブランド品などの買取営業です。収入アップ、キャリアアップというところを軸に選んだのですが、会社の風土やカラーにどうしても馴染めなくて、半年で辞めることになってしまいました。

今振り返ると、ただ「稼ぎたい」というところだけで転職してしまったのが、失敗の要因だったかもしれません。自分が何をやりたいのか、何を大切にしたいのか。そこをほとんど考えずに、稼げる環境というだけで選んでしまったので。

 

具体的には、どんなところでミスマッチを感じたのでしょうか。

買取の事業ではできるだけ高く売りたいお客さまと、適正な価格で買い取らせていただく自分たちとでそれぞれの立場が異なります。それ自体はビジネスとして当然のことですし、プロとして大切な役割だと思っています。

ただ、自分の場合は損得の大小はあっても、お客さまと同じ方向を向いて一緒に進んでいけるような関わり方の方が向いていると感じました。その気持ちが働くうちに少しずつ強くなっていったので、早めに区切りをつけようと考えました。

 

そこから、人材業界へ進もうと思われたのはなぜですか。

買取の会社を辞めたあと、母が体調を崩してしまったこともあり半年ほど地元に帰って、自分の人生を見つめ直す時間を取りました。そのときに出会ったのが、9Eさんの転職サービスだったんです。

自分自身、軸を持たないまま転職し失敗してしまいました。でも、そんな自分だからこそ、キャリアチェンジを考える人のサポートができるのではないか、自分だからこそ伝えられることがあるのではないかと感じ、キャリアアドバイザーに挑戦することにしました。今のN社に入社した理由を一言で言えば、この自分自身の経験がいちばん大きかったのだと思います。

 

エージェントは会社名ではなく“人”で選ぶ。スピードと安心感で決めた転職

9Eとは、どのように出会われたのですか。

「キャリアアドバイザー 転職」などのキーワードで調べてみたら、キャリアアドバイザー専門の転職エージェントだと知りました。口コミなども見て、ここなら安心できそうかなと。最初はわりと軽い気持ちで登録させていただきました。

 

実際にサポートを受けて、印象に残っていることはありますか。

転職エージェントって、エージェント会社の名前やブランドはあまり関係なくて、支援してくださる担当の方にすべてがかかっていると感じます。そのうえで、9Eで担当してくれた長沢さんは、とにかく対応が早くて。求人を送ってくださるスピードも、エントリーのスピードも、すべてがです。「この方にお任せしたい」と思って、長沢さんで転職を決めました。

返信が遅いと、どうしても後回しにされているのかなと感じてしまうかと思うのですが、長沢さんは本当に安心できました。あとは、うまく言葉にしにくいんですけど、「この人だったら大丈夫だな」という、溢れ出る安心感のようなものがあって。人材業界に特化して経験を積まれている方なので、お願いできて本当に良かったです。

 

具体的なサポート内容についてはいかがでしたか。

そうですね。特にありがたかったのは、幅広く求人を紹介してくださったことです。書類選考だけでも30社ほど受けたと思います。いちからやり直したいと考えていた自分にはベンチャーを勧めてくださる一方で、経歴的に大手も狙えるのではと幅広く見せてくださったり、さまざまなフェーズの会社を紹介してくれました。

自分ひとりでは選ばなかった選択肢まで提案していただけたのは、今振り返るととてもありがたかったなと思います。

 

大手ではなく、ベンチャーでもない。ちょうどいいフェーズの転職先を探して

数あるなかから、N社を選んだ決め手は何だったのでしょうか。

こういう言い方をすると少し語弊があるかもしれないのですが、いちばん「うま味がある会社」だなと思ったんです。

ベンチャーというと朝早くから夜遅くまで働き続けるイメージがあったのですが、正直、そのような働き方には不安がありました。かといって、いきなり大手に行くのは「いちからやり直したい」という自分の気持ちとは少し違うな、と感じる部分があって。

その点N社は、ベンチャーのフェーズからは少し抜け出していて、これから上場を目指していこう、みんなで会社を大きくしていこうという雰囲気です。そんな熱意は社長や部長からすごく伝わってきて、そこにいちばんの魅力を感じました。

 

会社のフェーズが魅力的に感じられたのですね。

そうですね。まだ30〜40人くらいの規模なので、将来的に役員のようなポジションを狙っていくにしても、今ならまだ創業メンバーに近い段階で関われます。それも大きな要因でした。

実際に一緒に働くメンバーも若い方が多くて勢いがありつつ、立ち上げ直後の大変な時期は少し落ち着いてきている。ちょうど成長段階の会社だな、という印象でした。

 

未経験からの入社で、苦労された点はありましたか。

実は笑顔を作るのが少し苦手なんです。心では面白いと感じていても、表情を豊かに作ることができなくて…。というのも、お話をうかがっていると、ついつい深く考え込んでしまうんです。この方は何を目的に転職を考えているのか、本当は何を望んでいるのか。そういったことを、その場でしっかりと見極めようとしてしまうので、つい表情よりも話の中身のほうに意識が向いてしまうんですね。

今も笑顔は苦手なままなんですけど、その代わり、真剣に話を聞いて、相手が困っていることを言い当てたり叶えたいことを言語化したり、そういった部分ではご本人以上に真剣に考えているつもりです。

もともと自分の強みは要約する力だと思っていて、自分の考えを言葉にするのは弱いのですが、相手の話を聞いて、今どういう状況にいるのか、何に悩んでいるのかを整理して言語化することには自信があります。営業でありアドバイザーでもある仕事ですが、根っこには「寄り添い」がないと成果は出せないと思うので、その部分は自分にしかない強みなのかもしれません。

 

転職してよかったと感じるのは、どんな部分ですか。

N社には、自分の欠点や足りないところにちゃんと向き合ってくれる上司がいます。そんな上司と一緒に仕事をしていると、営業として未熟な部分や社会人として足りない部分が、ふとしたときに見つかることがあるんです。

そのとき上司は、欠点を直すにはどうしたらいいか、目標に向かってどうアクションを取るべきかを、精神論ではなく「これができたら達成」という具体的な目標設定まで一緒に考えてくださるんです。おかげで、自分でも日々の目標を立てやすくなりました。

 

「他人の数字に責任を持つ」存在へ。寄り添える営業を続けたい

この1年で、成長を実感している部分はありますか。

それはやはり営業力だと思います。日々さまざまな求職者の方とお会いするなかで、この方が本当に叶えたいことは何だろう、と掘り下げていきます。ときには、ご本人もまだ言葉にできていない思いを、質問を重ねながら一緒に見つけることもあるのですが、そうした質問力を含めた営業力が、この1年で本当に大きく伸びたと感じます。

もともと、相手の話を整理して言語化したり、気持ちを察したりすることにはある程度自信がありました。ただ、こちらから問いを重ねて相手の本心に近づいていくといいますか、受け身ではなく自分から一歩踏み込んでいく力が、この1年で少しずつ身についてきたように思います。

以前の私は「稼ぎたい」という条件だけで転職先を選んで、うまくいかなかった経験があります。だからこそ、目の前の方が表面的な条件だけで決めようとしているように見えたときは、その方が心から大切にしたいことは何なのか、もう一歩踏み込んで一緒に考えるようにしています。自分の遠回りした経験が、こういう場面で少しは活きているのかもしれません。

 

今後のビジョンを教えてください。

まずはもっと一人前の営業として、現場でしっかりと結果を出せるようになることです。今は目の前の求職者の方一人ひとりと向き合っている段階ですが、次のステップに進むためには、やはり土台がしっかりできてないといけません。

そのうえで、最終的には他人の数字に責任を持つ立場、つまりマネジメントやリーダーに挑戦していきたいと考えています。自分の担当する案件や自分の仕事だけを見るのではなく、もうひとつ上の視座でチーム全体を見渡せるようなりたいですね。

理想としては、今の自分が恵まれていると感じている環境を、今度は自分がつくる側に回りたいんです。私自身、不足している部分に、精神論ではなく具体的に向き合ってくれる上司に支えられて、ここまで来られました。だからこそ、いつか人を率いる立場になったときには、メンバー一人ひとりの成長に、同じように向き合える存在でありたいんです。求職者の方に寄り添うのと同じように、一緒に働く仲間にも寄り添えるリーダーを目指して、まずは自分自身が結果で示せる営業であり続けたいと思います。

 

最後に、キャリアアドバイザーへの転職を考えている方へ、メッセージをお願いします。

キャリアアドバイザーが一般的な営業と違うのは、お客さまと長く信頼関係を築いて、本当にパートナーのような存在にならないといけないところです。営業の部分と寄り添いの部分、この両方が求められる仕事なのですが、そこが大変でもあり、他の仕事にはないやりがいでもあるんです。

私自身、軸を持たずに転職して遠回りもしましたが、その経験があったからこそ、今は人の本音に向き合うこの仕事に納得感を持って取り組めています。少しでも興味があるなら、ぜひ前向きに一歩を踏み出してみてほしいです。

 

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