2026年8月26日公開
最終更新日:2026年8月26日
栄養士として2年半の経験を経て、自己分析の末にキャリアアドバイザーへとキャリアチェンジしたH.Y様の転職成功インタビュー
インタビュー記事について
9EキャリアアドバイザーAgentは「あなたの挑戦を支える一番の伴走者になる」をコンセプトに、将来の可能性を広げるご提案にこだわり転職支援を実施しています。
このインタビューは、入社後1年以上経過している方へのインタビューを通し、実際に転職の軸を叶えられたのか?や今後チャレンジしていきたいことを中心にヒアリングをしていくことで、近いご経験や志向性をお持ちの方に有益な情報を届けたいと考え、実施しています。
栄養士の仕事から、営業職への転職を決意
―ご経歴について、これまでのキャリアを簡単に教えてください。
栄養系の大学を卒業後、国立病院で栄養士として約2年半働きました。業務は病院食の調理や栄養価の計算などが中心です。患者さん一人ひとりに必要な栄養量を考えながら、日々ていねいに向き合ってきました。
栄養士を志したのは中学生のころで、当時、祖父が入院した際に栄養指導の話を聞いたことがきっかけでした。「食」は何気ない生活の一部ですが、人の人生にとって想像以上に大切な役割を果たしているのではないか。そう感じたことが、その後の進路選択のベースになっています。そのため、専門高校では食品科学を学び、大学でも栄養学を専攻するなど一貫して「食」に関わる道を歩んできました。
ただ、大学卒業のタイミングでは、実は営業職と栄養士のどちらに進むか迷った時期もありました。もともと、人とコミュニケーションをとるなかで自分自身も成長していけるような仕事に就きたいという思いがあり、栄養士であればその両方が叶えられるのではないかと考え、進路を決めたという経緯があります。
―転職を考えた理由を教えてください。
いちばん大きなきっかけは、自分のなかで次のステップに進みたいという気持ちが強くなったことです。病院食の調理は患者さんの健康を支える大切な仕事で、日々の業務には大きなやりがいがありました。ただ、大量調理という業務の特性上、工程はある程度決まった型があり、経験を重ねるにつれて、自分がこの先さらに成長していける余地はどのくらいあるだろうかと考えるようになったんです。
そんなタイミングで大学時代に選択肢として考えていた営業職のことを思い出し、転職を考えるようになりました。転職そのものへの不安というものはあまりなかったですね。資格があればとりあえずは食いっぱぐれないだろうと思っていましたし、まだ若かったので、いざというときは実家に帰ればいいかと。色々と前向きに考えたことが、挑戦の後押しになったのだと思います。
―転職活動では、どんな条件で企業を選んでいましたか?
実は、業界や職種を細かく絞り込んで探していたわけではありません。それよりも軸になっていたのは、大学生のころに行った自己分析でした。
当時、僕は自分の適性を見極めるために、“自分には向いていないこと”を3つ挙げてみました。1つ目は「黙々と作業をこなすだけの仕事」。2つ目は「人と関わる幅が狭い仕事」。そして3つ目が「一方的な奉仕になってしまう仕事」です。
この3つのどれにも当てはまらない仕事は何だろうと考えたとき、いちばん当てはまらず、なおかつ自分の得意なことを活かせそうだと思えたのが営業職でした。人と話す幅が広く、相手のためになる提案をしながら自分自身も成果を出していける。そういう仕事なら、無理なく続けられると感じたんです。
そのうえで人材業界を選んだのは、人と話せる機会が多そうなこと、転勤が少なそうなこと、そして未経験からでも参入しやすい業界だと感じたことが理由でした。正直なところ、業界研究を重ねて選んだというよりは、自己分析で見えていた「自分に合う条件」に当てはめていった結果、たどり着いた選択だったと思います。
転職活動の壁と、キャリアアドバイザーという仕事との出会い
―転職活動の際に苦労した点や、印象に残っているエピソードはありますか?
僕の場合、そもそも転職エージェントという存在自体を知りませんでした。栄養士の就職は比較的ハードルが低く、大学時代の就職活動も一瞬で終わってしまったので、エージェントを使うという発想がなかったんです。
9Eを知ったのは、ネットで「営業職 転職」などと検索したのがきっかけでした。そこから半年ほど転職活動を続け、求人を見た数で60社ほど、実際に選考に進んだのは十数社ほどだったと思います。営業職というはじめての領域だったこともあり、自分に合う環境はどこなのか、じっくり時間をかけて見極めていった期間でした。
―9Eキャリアのサポートを受けて特に助かったことや、印象的なエピソードはありますか?
担当してくださった荒川さんの対応で印象的だったのは、いいところはもちろん、改善すべきところもきちんと伝えてくれたことです。ある会社の選考に落ちたときも、その理由をはっきりとフィードバックしてくれて。自分にとってはそのほうがずっと納得感があり、次に活かしやすいと感じたんです。
そうしたやり取りを重ねるなかで、荒川さん自身の仕事ぶりに触れる機会も多くありました。求職者とまっすぐに向き合い、相手の状況をていねいに聞き取りながら、はっきりとフィードバックもする。そんな姿を間近で見て、率直に「やりがいのありそうな仕事だな」と感じたのが、キャリアアドバイザーを目指したきっかけでした。
―Z社に入社を決めた理由を教えてください。
正直なところ、他社と細かく比較検討したうえで決めたというよりは、自己分析で見えていた自分に合う条件に、無理なく当てはまっていたというのが実感に近いです。片面型か両面型か、業界特化かどうかといった部分にこだわりがあったわけではなく、選考を通じて感じた会社の雰囲気や、任せてもらえる業務の裁量に安心感を持てたことが大きかったと思います。
比較して大きな懸念がなかったこと、そして自分のなかで「この環境なら無理なくやっていけそうだ」という納得感を持てたことが、最終的な決め手になりました。
入社後の仕事内容について
―現在の業務内容について教えてください。
現在は片面型のキャリアアドバイザーとして求職者対応を担当しており、そのなかでも主に新卒の方を中心にサポートしています。求職者一人ひとりのキャリア軸や希望条件をヒアリングし、企業とのマッチングを行いながら、選考のフォローや面接対策まで一貫して伴走するのが僕の役割です。
求職者の状況に応じて、イレギュラーな対応が発生することも少なくありません。ただ、自分たちがやっていることを突き詰めると「話す」「電話をかける」「報告する」という3つの要素に集約されると感じています。シンプルに聞こえるかもしれませんが、この3つをどれだけ誠実に、質高くこなせるかが成果に直結する仕事だと思います。
―業務に慣れるまで、どのような苦労がありましたか?
苦労したのは、営業としての勘所やビジネスパーソンとしての基本的な振る舞いを、いちから身につけていくことでした。前職では、決められた作業を正確にこなすことが何より重視される環境だったこともあり、相手の反応を見ながら話を組み立てたり、結論から伝えたりといったコミュニケーションの型にはあまり触れる機会がありませんでした。そのため、入社後はビジネスの現場で当たり前とされていることを、一つひとつ学び直していく感覚がありました。
また、栄養士の仕事では、事実を正確に、そのまま伝えることが求められるのですが、営業では相手の気持ちや信頼関係を意識しながら、伝え方そのものを選んでいかなくてはいけません。同じ「伝える」でも求められる感覚が違っていて、そのあたりのバランスを掴むまでには少し時間がかかりましたね。
そのため、最初に意識したのが「1日400件架電する」というシンプルな行動目標です。数をこなし振り返りを重ねるうちに、3週間ほど経ったころには少しずつ慣れてきた感じがありました。ちょうど同じタイミングで社内の営業成績上位10%に入ることができたのも、当時大きな自信につながったのは間違いありません。
―入社前のキャリアアドバイザーへのイメージと、実際のギャップはありましたか?
そうですね。業種が違うので前職の経験はほとんど活かせないと思っていたのですが、栄養士を志望する新卒の方を担当した際に、僕自身の実体験をもとに話ができ、厚みと具体性のある提案ができました。
求職者の人生を支援するキャリアアドバイザーという仕事は、前職がどんな仕事であっても、その経験を求職者に還元できる場面は必ずあるのだと実感しましたね。
転職後の満足度と成長の実感
―入社してから成長できたと感じるスキルや経験はありますか?
知識の幅が広がったことはもちろん、営業としての「伝える力」と「相手の気持ちを考える力」が伸びたことでしょうか。相手が納得できる説明の仕方や、物事の決定は「条件」と「納得感」の両方で成り立っているということに気づけたのは、自分にとってとても大きな学びでした。
転職するまえ、実は「自分ならきっとうまくやれるはずだ」という漠然とした自信がありました。しかし、実際に働き始めてみると思っていたほどスムーズにはいかず、モチベーションを高く保ち続けることの難しさを感じる場面があったんです。でも、そのとき「自分にはまだ伸びしろがあるんだ」と、前向きに考えられたんです。
今思うのは、この気づきは挑戦したからこそ得られたものであり、自分自身への理解が深まったことは、人として成長したんだなということです。
今後のキャリア展望と、転職を考えている方へのメッセージ
―今後のキャリアにおいて、挑戦していきたいことは何ですか?
来年こそ、総合成績で1位を取ることが直近の目標です。長期的には「こういう仕事がしたい」という決まった形にこだわるより、やりたいこと・できることの幅を増やしていきたいと考えています。
最終的には独立という選択にもチャレンジしてみたいという思いもありますが、まずは目の前の目標を一つひとつ達成していきたいですね。
―未経験からキャリアアドバイザーへの転職を考えている方へ、メッセージをお願いします。
伝えたいことは3つあります。1つ目は、この仕事に向いている人について。目的意識のない優しさだけでは、求職者のためにも自分のためにもなりません。自分の利益をきちんと考えたうえで、それが求職者にも企業さまにも還元される、という仕組みを意識して行動できる人が向いていると思います。
2つ目は、転職は自分の可能性を広げる選択だということ。自分の意思で選んだのであれば、それは間違いなく前向きな一歩になります。計画と目標を持って行動すれば、きっと良い転職となるはずです。
3つ目は「納得」です。結果に後悔することは誰にでもありますが、選んだこと自体を後悔しないために、自分が何に幸せを感じ、どんなことなら頑張れるのかを、事前に自己分析しておくこと。それができていれば、どんな選択をしても後悔は残らないと思います。ご不安もあるとは思いますが、ぜひ、思い切って挑戦して欲しいです。
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