2024年10月16日公開
最終更新日:2025年3月12日
キャリアアドバイザー(人材紹介営業)職でホワイト企業に転職する方法

目次
人材業界やキャリアアドバイザーには興味があるけれど、 キャリアアドバイザー職はやめとけ・つらいという記事もあるし何となく大変そう‥。もし働きやすい環境でキャリアアドバイザーができれば興味はあるけど、どうやってホワイト企業を探せばいいの?ホワイト企業への転職は難しい?と考えている方向けに、このページではキャリアアドバイザー職におけるホワイト企業の探し方や具体的なホワイト企業の例、ホワイト企業への転職方法を徹底解説します。
キャリアアドバイザー職におけるホワイト企業とは?
ひとくちにキャリアアドバイザー職といっても企業によって働き方や労働時間などはさまざまです。一般的にホワイト企業と聞いてイメージする項目について、条件・待遇のよい企業はどんな特徴をもっているか解説します。
年収
やはり、年収はインセンティブの支払いに積極的な企業がもっとも稼ぎやすいです。インセンティブが高い企業の特徴は
- 高い利益が出ている
- 社員への給与還元率が高い
という2つの特徴があり、この2つの特徴がそろっている会社で最も多いケースは、年収帯の高いハイクラス層に特化している人材紹介会社です。
参考記事:キャリアアドバイザー(キャリアコンサルタント)の年収はどれくらい?年収を上げる方法も解説!
同じ自分の時間を使うにしても利益率が高く社員への給与還元も積極的な企業の方が年収は出やすいといえます。
休日
キャリアアドバイザー職の場合、休日についてはしっかりとカレンダー通り休める企業が大半です。土日祝休みの完全週休二日制で、年間求人も120日以上の企業が多い状況です。ただし企業によっては表向きはカレンダー通りの休みとしながら、実態として週末の求職者様対応が頻繁に発生しているというケースもありますので、休日を重視する方はきちんと実態を把握し、入社先を選定していくことをおすすめします。
平均残業時間
キャリアアドバイザー職の場合、時間を使うほど自身の売上を作りやすい傾向があり、また求職者様の勤務後に面談を行うことが多いことから夜の時間帯での面談が中心になりやすいなどの特徴からどうしても残業は一定発生しやすくなります。
ただし、最終退勤時間を設けできる限り残業が発生しないよう効率的に業務を進めていけるよう仕組みを整えている企業やフレックス制度により夜の面談時間に備えて日中帯をプライベートな予定にあてられるような制度を用意していたり、リモートワーク中心で自分自身で仕事の予定を組み立て柔軟に働ける環境を用意しているなど働きやすい企業も多く存在します。
また、キャリアアドバイザー職全体の特徴として、慣れてくると求人の理解が深まり求人選定や提案にかける準備工数が減るようになる、安定して売上を作れるようになり時間でカバーする必要性が薄くなるなど業務時間を減らしていける傾向にあります。そのため、どの企業においても中長期的には残業を極力減らしながら成果を残していく働き方も十分実現可能だと思います。
リモートワーク
キャリアアドバイザー職の場合、リモートワークを取り入れている企業は多くはありませんが存在します。リモートワーク中心で勤務ができる場合通勤時間を自分の時間にできる、自身で業務の段取りを組みやすく集中して働くことができる、オンオフのメイハリをつけながら働きやすいなど人によってはホワイト企業だと感じるようになるでしょう。ただしリモートワーク中心の場合、特に周りのサポートが薄くても自律して成果を出せることが期待されるケースが多く、キャリアアドバイザー職としての経験や営業としての豊富な経験が求められる可能性は高いです。
研修の手厚さ
研修の手厚さも人によってはホワイト企業だと感じるポイントかと思います。やはり自身によって居心地が良い会社となるかは成果が出ており会社や顧客への貢献実感を感じている場合が前提になってくるかと思いますので、キャリアアドバイザー職未経験でもしっかりと活躍ができるようになるかの研修内容はポイントになってくるかと思います。
入社後に活躍ができそうか、を重視している方の場合しっかりと研修の内容や中途入社がどのくらいの期間で活躍しているか、よくつまづくポイントは何かなど実態を把握した上で入社先を選定していくことをおすすめします。
キャリアアドバイザー求人ナビお勧めのホワイト企業例
では、具体的にはどのようなホワイト企業があるのでしょうか。キャリアアドバイザー求人ナビお勧めのホワイト企業を例示します。
下記はあくまで一例であり、まだまだ多くのおすすめホワイト企業があるため、詳しくは面談にてお尋ねください。
株式会社UZUZ
オープンでユーモアのある社風で、未経験からでも早期に立ち上がりしやすい研修が整っています。
ロールプレイングを含めた研修が約3週間あり、面談のヒアリング項目一つ一つに分かれて学べるため着実にスキルアップができます。先輩社員がつきっきりで対応してくれる点も安心です。
他のキャリアアドバイザーも未経験で入社する方がほとんどであり、営業経験がない方も採用しているため、サポート体制も充実しています。
年間休日も125日あり、完全土日休み。初めは出社必須になるが慣れてくると最大週に1度のリモートワークも可能。対応する求職者も第二新卒・フリーターの方が多く「なにをしたいのか」という本質的な支援ができる点も魅力です。
株式会社ミギナナメウエ
残業代も全額出る、かつプレイングリーダーではない育成専任の担当者がつく手厚い研修・育成環境があります。
▽研修&立ち上がりまで
営業未経験でも採用され、研修の手厚さにより一人前のキャリアアドバイザーへ育成いただけます。
育成専任のマネージャーがおり、いつでも相談ができます。
毎日朝に1on1のミーティングがあり、当日の面談の相談ができ、さらに就業後にも1on1にて当日の面談の振り返りができます。
その他に相談したいことがあれば、マネージャーのカレンダーの空いている時間に勝手に入れて良く、
希望すれば土日にもロープレなどお願いができます。
さらに、面談は全て録画しており、振り返りが出来ます。
▽面談数
ひと月あたり30面談の新規面談があります。
▽福利厚生
残業代が1分単位で全て支給されます。
仮に休日出勤をした場合も残業代として出ます。
残業はキャリアアドバイザー業務に慣れる半年経過後から少なくなっていくイメージで、
慣れてきたら12時に出勤するなど、フレックスで働くことが可能です。
▽その他
書籍「世界で一番やさしいやりたいことの見つけ方」をもとにCAの考え方が出来上がっており、求職者へ寄り添ったご支援が可能です。
株式会社スリーシェイク
支援対象であるフリーランスエンジニアが案件に参画することで支援終了ではなく、長く活躍いただけるようにサポートするという考え方が組織全体としてあり、実際に長期間サポートされているエンジニアの方も多くいるなど顧客志向が体現されています。
また、エンジニアのキャリアやスキル感についてCA側が不透明な場合、自社内のエンジニアに相談などができる環境から、より信頼度の高い情報を支援中のエンジニアに共有することが出来ます。
保有案件についても社内別サービスなどでお取引がある兼ね合いから優良企業(エンタープライズ顧客)も多く、スキル感の高い方にもマッチする魅力的な案件も多いです。
チーム全体で業務を進めるカルチャーがあり、部署間を超えて企業の魅力をどう伝えるか、エンジニアの最新のトレンドなどの情報収集やその連携もCA/RA間で密に行われている。新規入職社員についてもメンターだけでなく、部署全体で出社頻度をあげてサポートする環境があります。
社内エンジニアの協力もあり、業務効率化のツールも導入しているなど全社で生産性向上にも取り組んでおり、残業時間も業界平均よりも少なく、リモートワークも可能なためメリハリをつけて業務に臨めます。
株式会社Nexil
営業職が完全未経験での入社実績もあり、研修期間では座学からスタートし、ロールプレイングも行うなど約1ヶ月ほど研修期間を設けています。実際に面談に入った後も、上長との毎週1on1の時間を設けており、不明点をいち早く改善できる環境が整っています。
残業時間も1日多くても2時間ほどで21時以降はほぼ全員退社していますが、土日に関しては、自身の希望に応じて出社することも可能です。
目標に対してビハインドしていた場合は積極的に出社する人もいるが強制ではないためとても働きやすい環境です。
メンバー同士のコミュニケーションも活発で社内での情報共有が盛んに行われています。実際の社内メンバーも、社内の雰囲気が良いから実績が出せずに苦しい時期でも楽しんで仕事をすることが出来るという意見が多いです。
株式会社Heart Full
デジタルマーケティング人材に特化した人材支援サービスを提供しています。
アカハイエージェントというエージェントサービスを提供しておりますが、マーケティング領域特化の転職支援となると求職者を支援するためには専門知識のインプットが重要になります。
しかし、同社は手厚い研修体制を用意しています。具体的な内容としては、入社後に毎日3-4時間ほどの座学研修を用意。
都度質問しやすい体制もあり、インプットだけでなくロールプレイングなどを用いたアウトプットも柔軟にできるような体制を構築。
3ヶ月ほど研修を実施した後、テストを合格した際にキャリアアドバイザーとしてデビューができます。
通常人材紹介企業は、人件費の観点から早期に結果を出していただくことが必要なため、未経験でもまずは実践という形で業務に入り込んでもらう企業が多いのですが、同社のような手厚いキャッチアップをしている企業はキャリアアドバイザーを未経験としてスタートするうえでは間違いなくホワイト企業と言えるでしょう。
ホワイト企業への転職を成功させる方法
キャリアアドバイザー職自体、人気の高い職種で人の人生の転機に携わる難易度の高い職種であるためそもそもどの企業においても内定難易度は比較的高いです。
その中で上記で挙げたおすすめ企業やホワイト企業の特徴を持つ企業は人気化し競争率も高く、内定のハードルは上がる傾向にあります。その中で、見事ホワイト企業への内定を勝ち取るためのポイントを記載していきます。
貢献できることを伝える
上記で記載したような○○の特徴を持つ企業で働きたい、というのはあくまでこちら側の希望条件であり採用する企業側には関係がありません。面接においては企業にいかに選んでもらえるか、という自身をプレゼンする場であることを認識しアピールしていく必要があります。その中で、もっとも重要なのは相手の会社にとって自分を採用するメリットは何か?という点です。さらに、このメリットは相手が欲している内容でなければ効果は薄いです。そのため相手の企業がどういった人材を欲しているのか、どういう貢献を求めているのかを分析し、分析結果に基づいて自身をアピールしていくことが必要になるでしょう。
他の候補者から抜きんでる
上述の通り、貢献できることを伝えられるようにするのがキャリアアドバイザー職でホワイト企業へ転職する第一歩です。ただし、ここまでは他の採用候補者も準備してきている可能性が高く、より内定の確度を高めるためにはそのような採用候補者の中から一歩抜きんでる必要があります。これまでの営業実績で表彰を受けたことがある、常に社内で上位の成績を出していたなどわかりやすい実績があればその点を強調していくのが良いでしょう。ただしアピールする実績の決め手にかける場合、成果を出すために人とは異なる違う自分なりのやり方を何かしていなかったか、特に自分は当たり前のように実施してきたが他の人に話すと驚かれるような創意工夫ポイントがあれば面接官の印象に強く残せる可能性があります。
まずは経験を積むのもあり
とはいってもキャリアアドバイザー職でホワイト企業へ転職するのはやはりハードルが高いものです。もしもまだ十分にアピールできる材料に欠けるな、という状況の場合まずはどこかの条件面を妥協し経験を取りに行くのもありでしょう。キャリアアドバイザー職の経験があり、きちんと実績を残せているというだけでもキャリアアドバイザー職を募集している企業から見るととても重宝する人材です。
キャリアアドバイザー職を募集している企業は年々増えており今後ますますキャリアアドバイザー職への需要は高まるでしょう。まずはキャリアアドバイザー職としての経験を積むことを最優先とし、一定の経験を積んだ後により好条件・ホワイト企業への転職を考えるという順番も良い進め方といえます。
キャリアアドバイザー職でホワイト企業への転職をご希望の場合、キャリアアドバイザー求人ナビの転職支援サービスをご活用ください。実際に入社した方のインタビューも実施しており、実際の内情を踏まえた求人のご提案が可能です。
さらに、書類通過率を高める職務経歴書作成のレクチャーや内定率を高める面接対策などしっかり時間をかけて実施し、ホワイト企業への内定確率を高めます。まずは以下ボタンより、面談予約してください。
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