2024年10月16日公開
最終更新日:2024年12月17日
キャリアアドバイザー(人材紹介営業)職でホワイト企業に転職する方法
目次
人材業界やキャリアアドバイザーには興味があるけれど、 キャリアアドバイザー職はやめとけ・つらいという記事もあるし何となく大変そう‥。もし働きやすい環境でキャリアアドバイザーができれば興味はあるけど、どうやってホワイト企業を探せばいいの?ホワイト企業への転職は難しい?と考えている方向けに、このページではキャリアアドバイザー職におけるホワイト企業の探し方やホワイト企業への転職方法を徹底解説します。
キャリアアドバイザー職におけるホワイト企業とは?
ひとくちにキャリアアドバイザー職といっても企業によって働き方や労働時間などはさまざまです。一般的にホワイト企業と聞いてイメージする項目について、条件・待遇のよい企業はどんな特徴をもっているか解説します。
年収
やはり、年収はインセンティブの支払いに積極的な企業がもっとも稼ぎやすいです。インセンティブが高い企業の特徴は
- 高い利益が出ている
- 社員への給与還元率が高い
という2つの特徴があり、この2つの特徴がそろっている会社で最も多いケースは、年収帯の高いハイクラス層に特化している人材紹介会社です。
参考記事:キャリアアドバイザー(キャリアコンサルタント)の年収はどれくらい?年収を上げる方法も解説!
同じ自分の時間を使うにしても利益率が高く社員への給与還元も積極的な企業の方が年収は出やすいといえます。
休日
キャリアアドバイザー職の場合、休日についてはしっかりとカレンダー通り休める企業が大半です。土日祝休みの完全週休二日制で、年間求人も120日以上の企業が多い状況です。ただし企業によっては表向きはカレンダー通りの休みとしながら、実態として週末の求職者様対応が頻繁に発生しているというケースもありますので、休日を重視する方はきちんと実態を把握し、入社先を選定していくことをおすすめします。
平均残業時間
キャリアアドバイザー職の場合、時間を使うほど自身の売上を作りやすい傾向があり、また求職者様の勤務後に面談を行うことが多いことから夜の時間帯での面談が中心になりやすいなどの特徴からどうしても残業は一定発生しやすくなります。
ただし、最終退勤時間を設けできる限り残業が発生しないよう効率的に業務を進めていけるよう仕組みを整えている企業やフレックス制度により夜の面談時間に備えて日中帯をプライベートな予定にあてられるような制度を用意していたり、リモートワーク中心で自分自身で仕事の予定を組み立て柔軟に働ける環境を用意しているなど働きやすい企業も多く存在します。
また、キャリアアドバイザー職全体の特徴として、慣れてくると求人の理解が深まり求人選定や提案にかける準備工数が減るようになる、安定して売上を作れるようになり時間でカバーする必要性が薄くなるなど業務時間を減らしていける傾向にあります。そのため、どの企業においても中長期的には残業を極力減らしながら成果を残していく働き方も十分実現可能だと思います。
リモートワーク
キャリアアドバイザー職の場合、リモートワークを取り入れている企業は多くはありませんが存在します。リモートワーク中心で勤務ができる場合通勤時間を自分の時間にできる、自身で業務の段取りを組みやすく集中して働くことができる、オンオフのメイハリをつけながら働きやすいなど人によってはホワイト企業だと感じるようになるでしょう。ただしリモートワーク中心の場合、特に周りのサポートが薄くても自律して成果を出せることが期待されるケースが多く、キャリアアドバイザー職としての経験や営業としての豊富な経験が求められる可能性は高いです。
研修の手厚さ
研修の手厚さも人によってはホワイト企業だと感じるポイントかと思います。やはり自身によって居心地が良い会社となるかは成果が出ており会社や顧客への貢献実感を感じている場合が前提になってくるかと思いますので、キャリアアドバイザー職未経験でもしっかりと活躍ができるようになるかの研修内容はポイントになってくるかと思います。
入社後に活躍ができそうか、を重視している方の場合しっかりと研修の内容や中途入社がどのくらいの期間で活躍しているか、よくつまづくポイントは何かなど実態を把握した上で入社先を選定していくことをおすすめします。
ホワイト企業への転職を成功させる方法
キャリアアドバイザー職自体、人気の高い職種で人の人生の転機に携わる難易度の高い職種であるためそもそもどの企業においても内定難易度は比較的高いです。
その中で上記で挙げたような特徴を持つ企業はさらに人気化するため競争率も高く、内定のハードルは上がります。その中で、見事ホワイト企業への内定を勝ち取るためのポイントを記載していきます。
貢献できることを伝える
上記で記載したような○○の特徴を持つ企業で働きたい、というのはあくまでこちら側の希望条件であり採用する企業側には関係がありません。面接においては企業にいかに選んでもらえるか、という自身をプレゼンする場であることを認識しアピールしていく必要があります。その中で、もっとも重要なのは相手の会社にとって自分を採用するメリットは何か?という点です。さらに、このメリットは相手が欲している内容でなければ効果は薄いです。そのため相手の企業がどういった人材を欲しているのか、どういう貢献を求めているのかを分析し、分析結果に基づいて自身をアピールしていくことが必要になるでしょう。
他の候補者から抜きんでる
上述の通り、貢献できることを伝えられるようにするのがキャリアアドバイザー職でホワイト企業へ転職する第一歩です。ただし、ここまでは他の採用候補者も準備してきている可能性が高く、より内定の確度を高めるためにはそのような採用候補者の中から一歩抜きんでる必要があります。これまでの営業実績で表彰を受けたことがある、常に社内で上位の成績を出していたなどわかりやすい実績があればその点を強調していくのが良いでしょう。ただしアピールする実績の決め手にかける場合、成果を出すために人とは異なる違う自分なりのやり方を何かしていなかったか、特に自分は当たり前のように実施してきたが他の人に話すと驚かれるような創意工夫ポイントがあれば面接官の印象に強く残せる可能性があります。
まずは経験を積むのもあり
とはいってもキャリアアドバイザー職でホワイト企業へ転職するのはやはりハードルが高いものです。もしもまだ十分にアピールできる材料に欠けるな、という状況の場合まずはどこかの条件面を妥協し経験を取りに行くのもありでしょう。キャリアアドバイザー職の経験があり、きちんと実績を残せているというだけでもキャリアアドバイザー職を募集している企業から見るととても重宝する人材です。
キャリアアドバイザー職を募集している企業は年々増えており今後ますますキャリアアドバイザー職への需要は高まるでしょう。まずはキャリアアドバイザー職としての経験を積むことを最優先とし、一定の経験を積んだ後により好条件・ホワイト企業への転職を考えるという順番も良い進め方といえます。
キャリアアドバイザー職でホワイト企業への転職をご希望の場合、キャリアアドバイザー求人ナビの転職支援サービスをご活用ください。
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