2025年3月4日公開
最終更新日:2025年3月8日
人材コーディネーターはきつい仕事? 大変と言われる理由や適性がある人の特徴を解説
人材コーディネーターへの転職を検討する中で、「仕事がきつい」「大変」という声を目にすることもあるのではないでしょうか。人材コーディネーターという仕事に興味があるものの、自分にできるかどうか不安を感じている人もいるでしょう。
この記事では、人材コーディネーターの仕事がなぜきついと言われるのか、その理由を解説します。人材コーディネーターという職業の魅力や向いている人の特徴なども紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。
人材コーディネーターの仕事内容
人材コーディネーターの仕事は、企業と求職者の間に立ち、マッチングやフォローを行うことです。「人材を求める企業」と「仕事を探している人」を結び付け、派遣先で円滑に業務が行えるようサポートします。
人材コーディネーターの主な仕事内容は、以下の通りです。
・求職者の登録面談
・マッチング
・仕事の紹介
・派遣先との顔合わせ(面談、職場見学)
・派遣スタッフのフォロー
・事務処理(スタッフ情報の入力、雇用手続き、契約書作成など)
人材コーディネーターは人材派遣会社や人材紹介会社に所属し、派遣業務をメインに行います。企業と求職者の橋渡し役として、双方の利益に貢献します。
▼人材コーディネーターの仕事内容についてはこちらの記事でも詳しく解説しています。
人材コーディネーターの仕事内容は? 主な業務や求められるスキル、就業後のキャリアパスも紹介
人材コーディネーターの仕事がきつい、大変と言われる理由
人材コーディネーターの仕事は、「きつい」「大変」と言われることがあります。その理由として、以下のような要因が挙げられます。
・派遣先と派遣スタッフの板挟みになる
・連絡対応が夕方以降になるケースが多い
・スケジュール変更が多く、調整が大変
・残業になりやすい
・様々なタイプの人に上手く対応しなければならない
・求職者の都合に振り回されることも
・ノルマの存在がプレッシャーになる
実際にどのような場面で仕事がきついと感じるのか、具体的に見ていきましょう。
派遣先と派遣スタッフの板挟みになる
人材コーディネーターは、派遣先企業とスタッフの仲介役を担うため、双方からの不満やクレームに対処しなければなりません。「派遣スタッフの遅刻や欠勤が多い」など一方に非がある場合は対応しやすいですが、それぞれに言い分があってどちらも正しいようなケースでは、対応に悩むことになります。
派遣先とスタッフの双方の言い分を尊重し、お互いが納得する落とし所を見つけるのはなかなか難しいものです。解決に至るには、人材コーディネーターとしての経験や会話のテクニックが求められ、対応が難航する場合は精神的にきつい状態が続きます。
連絡対応が夕方以降になるケースが多い
人材コーディネーターの仕事では、夕方以降や夜間に業務が発生することが多々あります。例えば、現職に就きながら転職活動をしている人への連絡は、必然的に就業後の時間帯になります。同様に、派遣先のスタッフとの連絡も就業後の時間帯になるため、17時や18時以降、業種によっては20時以降など遅い時間に対応しなければならないことも出てきます。
また、派遣スタッフからの連絡は、業務に関する不満や悩みが多く、相談に乗っていると長い時間を要することもあります。もちろん毎日のように退勤時間が遅くなるわけではありませんが、「夕方以降にプライベートな予定を入れにくい」「体力的にきつい」と感じる人もいるようです。
スケジュール変更が多く、調整が大変
人材コーディネーターの仕事がきつい理由の一つとして、予定の変更が多く、調整が大変な点が挙げられます。具体例を挙げると、「面談の日時を変更して欲しい」「派遣先への応募を辞退したい」というのは割とよくある話で、人材コーディネーターはその度にスケジュールの調整を迫られます。予定の直前になって連絡が入ることもあり、その場合は即座に対応しなければなりません。
人材コーディネーターは、企業側と求職者の双方にスケジュールを確認した上で、日時の調整や連絡を行います。そのため、変更が生じると、この一連の作業をもう一度初めからやり直さなければならず、多くの時間を取られてしまいます。
特に人材コーディネーターの仕事に就いて間もない頃は、予定変更によって細かなタスクの数や業務量が増えることでバタバタとしがちです。
残業になりやすい
人材コーディネーターの仕事は、残業が発生しやすいです。前述したように、夕方以降の連絡対応や急なスケジュール変更によって、時間外勤務を避けられないことがあります。基本的に人材コーディネーターは、派遣先企業や求職者の都合に合わせて動くため、残業になりやすいのは職業柄仕方がないことだといえます。
近年では、フレックスタイム制やリモートワークを導入するなどして、労働環境の改善を図る会社も増えてきています。残業の多さや勤務時間の長さに不安を感じる人は、転職を検討する際にこのような働き方を選択肢に入れるといいでしょう。
様々なタイプの人に上手く対応しなければならない
人材コーディネーターには、自分と合う合わないに関わらず、どんな人にも上手く対応する能力が求められます。とはいえ、考え方や価値観が異なる様々なタイプの人と接するため、時には意思の疎通や関係構築が難しいケースも出てきます。
長く人材コーディネーターの仕事をしていると、気難しい企業担当者や言動に難があるスタッフに遭遇することがあります。そのような人と円滑なコミュニケーションを図るには、相手を認めて共感したり、穏やかな態度で接したりするなどテクニックが必要です。
人材コーディネーターは常に人と関わる仕事なので、人とのコミュニケーションや会話が苦手な人にとっては大変に感じられることもあるでしょう。
求職者の都合に振り回されることも
人材コーディネーターの仕事は、精一杯努力しても報われないことがあります。特に、何度もやり取りを重ねた求職者の音信不通は、非常につらい出来事です。これまで転職の様々な相談に乗り、今後も一緒に頑張っていこうと言っていた矢先に連絡が取れなくなると、仕事とはいえ傷ついてしまいます。
残念ながら、求職者が音信不通になるのはそれほどめずらしいことではありません。仕事を紹介する段階で反応がなくなる場合もあれば、派遣先との顔合わせや入社日の直前で連絡が途絶えるケースもあります。
「求職者の要望を叶えたい」と熱意を持って人材コーディネーターの仕事に取り組んでいる人ほど、つらい気持ちになってしまうでしょう。
ノルマの存在がプレッシャーになる
人材コーディネーターには、ノルマが課されることがあります。一定期間内に目標を達成しなければならないため、プレッシャーを感じる人も多いようです。ノルマに厳しい職場環境では、精神的な負担が大きくなってしまうでしょう。
ノルマの有無や内容は会社によって異なるため、転職を決める前にしっかり確認しておくことが大切です。
人材コーディネーターの仕事にはやりがいや魅力もある
人材コーディネーターの仕事はきついと言われる一方で、やりがいや充実感を得られる場面が多くあります。ここでは、人材コーディネーターという職業の魅力について解説します。
直接的に感謝される機会が多い
人材コーディネーターの仕事の魅力としてまず一番に挙げられるのが、「ありがとう」と感謝の言葉をもらえる機会が多いことです。「優秀な人材を派遣してもらえて助かっています」「〇〇さんのおかげで希望する仕事に就けました」など、企業の担当者や派遣スタッフから感謝されると大きな喜びを感じられます。
人の役に立っている実感を得られる
人材コーディネーターは、直接的に人の役に立てる仕事です。人材不足に悩む企業や仕事を探す求職者の手助けをするのが人材コーディネーターの役割であり、マッチングが成功すれば両者の利益に貢献できます。「人の役に立ちたい」という気持ちで働く人には、大きなやりがいや達成感を得られる仕事になるでしょう。
多様な人と関わり合うことで広い知識を習得できる
仕事を通じて、様々なバックグラウンドを持つ人と関わり合えることも、この仕事の面白いところです。転職を希望する人だけでなく、企業の人事担当者や役職者、時には経営者とも関わる機会があります。多様な考え方や価値観に触れられるため、業界知識の習得に留まらず、自身の精神的な成長にもつながります。
仕事を通じてスキルが磨かれる
人材コーディネーターとして働く中で、身に付くスキルは多いです。直接的に人と関わることが多い仕事なので、コミュニケーション能力や提案力、調整力などが向上します。また、業務遂行能力や情報処理能力も鍛えられます。このようなスキルはどの業界でも必要とされるため、将来的なキャリアアップや転職の際にも役立ちます。
成果が報酬に反映される
インセンティブ制度を導入している会社の場合、一定の成果を上げることで、通常の給与にプラスして報酬を得ることができます。自分の頑張りが収入に直結するため、モチベーションが高まります。また、成果を出すことは人材コーディネーターとしての実力の証でもあり、周囲からの評価も上がります。
▼人材コーディネーターの楽しさややりがいについてはこちらの記事でも詳しく解説しています。
人材コーディネーターの仕事は楽しい? やりがいや魅力、未経験から転職する方法などをまとめて解説
人材コーディネーターに向いている人の特徴
人材コーディネーターに向いているのは、どのようなタイプの人なのでしょうか。ここでは、人材コーディネーターの適性がある人の特徴を紹介します。
人の役に立つことに喜びを感じられる人
人材コーディネーターは、人の役に立つことに喜びややりがいを感じる人に向いている職業といえます。雇用の悩みを抱える企業や仕事探しで困っている人を手助けするのが、人材コーディネーターの役割だからです。マッチングに成功して両者が満足する結果になれば、自分が役に立てたことを強く実感できます。
人と関わり合うことが好きな人
人材コーディネーターの仕事は、対人業務が大半を占めるため、人とコミュニケーションを取るのが好きな人に向いています。初対面でもスムーズに会話を進められる人や、人間関係の構築が得意な人は適性があるといえるでしょう。
臨機応変に対応できる人
人材コーディネーターの仕事では、急に予定が入ることやスケジュール変更が多々あるため、柔軟な対応力が求められます。即座に先方へ連絡を入れたり、日程を再調整したりするなど、状況に応じて迅速に対応しなければなりません。状況判断が早くすぐに行動に移せる人や、問題発生時に冷静に対処できる人が適任といえるでしょう。
交渉や調整が得意な人
人材コーディネーターは、企業と派遣スタッフの仲介役を担います。もし両者の間でトラブルが発生した場合は、それぞれが納得する形で落とし所を見つけなければならず、折衝力が求められます。争いごとの仲裁に長けている人や、人と人との関係を取り持つのが得意な人であれば、スムーズにトラブル解決へと導いていくことができるでしょう。
目標達成意欲が高い人
会社によっては、人材コーディネーターにノルマや数値目標が課されることがあります。そのような場合、人材コーディネーターには目標達成に向けて粘り強く努力する姿勢が求められます。明確な目標がある方が頑張れる人や、仕事で達成感を得たい人なら、ノルマや数値目標が設定されることでより意欲的に業務に臨めるでしょう。
気持ちの切り替えが上手な人
人材コーディネーターには、気持ちの切り替えが早い人が向いています。なぜなら、求職者と急に連絡が取れなくなったり、派遣先からクレームを受けたりするなど、業務を行う中でネガティブな出来事も起こり得るからです。失敗しても「良い経験ができた」と前向きに捉えられる人や、楽観的でストレス耐性が強い人など、ポジティブな姿勢で仕事に取り組める人が適しています。
人材コーディネーターに求められる経験やスキル
人材コーディネーターの仕事に就くために、特別な資格は不要です。過去に営業職や人事職、接客業などの経験があると、転職時に有利になります。求められるスキルとしては、コミュニケーション能力や交渉力、分析力、スケジュール管理能力などが挙げられます。
特に異業種からの転職では、適性やポテンシャルが重視されるため、面接までに自分の強みや志望動機を明確に伝えられるようにしておくことが大切です。
人材コーディネーターは未経験でも目指せる職種
人材コーディネーターは、人材業界で働いたことがない未経験者でも転職可能です。実際に、未経験者を歓迎する求人は多く存在し、ゼロからスタートして活躍している人もたくさんいます。人材コーディネーターとしての基礎を身に付けるための研修制度を用意している企業もあり、未経験でも比較的チャレンジしやすい職種といえるでしょう。
人材コーディネーターの仕事に就くなら転職エージェントの活用がおすすめ
人材コーディネーターの仕事を探すなら、転職エージェントの活用がおすすめです。事前に求人企業の詳細な情報を得られるので、具体的な業務内容や職場の雰囲気を知った上で応募を検討できます。研修制度が整っているかやノルマの有無なども確認することができるでしょう。
応募前に十分な情報を得ることは、「きつい」「つらい」と言われるような職場環境を避けることにもつながります。転職エージェントの利用によって、より自分に合った仕事を見つけられるチャンスが得られます。
人材コーディネーターの仕事をきついと感じるかは職場環境にもよる
この記事では、人材コーディネーターの仕事がきついと言われる理由や、向いている人の特徴などを解説しました。人材コーディネーターの仕事は大変な面もありますが、それ以上に大きなやりがいや充実感を得られるものです。
会社によって業務内容や待遇が異なり、それによって仕事量や大変さも変わってくるため、事前に情報を収集して転職先を見極めることが重要です。転職エージェントを活用するなどして、自分に合った人材コーディネーターの仕事を見つけましょう。
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