2025年5月8日公開
最終更新日:2025年5月8日
キャリアアドバイザー職の面接では何を聞かれる?具体的な質問内容と回答例を徹底解説!
キャリアアドバイザー職の面接では、一般的な営業職の面接とは異なりキャリアアドバイザーポジションならではの質問を多く受けます。
キャリアアドバイザーAgentはキャリアアドバイザー職特化の転職エージェントであるため、キャリアアドバイザー職を募集している企業で過去に実際あった質問内容を収集・蓄積しています。
本記事ではその蓄積してきた質問を元にキャリアアドバイザー職ならではの質問内容をピックアップし、質問の意図と回答例を徹底解説します。
キャリアアドバイザーポジションで聞かれる質問内容と回答例
キャリアアドバイザー職に限らず、面接では一般的に
- 入社後に定着するか
- 入社後に活躍するか
この2点を見極めることを目的として行われます。
この2つの観点でキャリアアドバイザー職ならではの質問例を元に企業の質問意図と回答例を解説します。
入社後に定着するか
面接での質問例
・会社を決める決め手を教えてください
・転職の軸を教えてください
質問の意図
令和5年時点で人材紹介会社の数は30,000社を超え、数多く存在します。その中からどういった基準で応募する人材紹介会社を選んだかを聞かれています。
質問を通して、キャリアアドバイザー職への意欲の高さや大事な選択を行う上で深く考え意思決定しているか、その内容を論理的に分かりやすく伝えることができるかを確認しています。
回答例
・実家が〇〇業を経営しているため〇〇業界特化の人材紹介会社で考えています
・人材未経験のため、まずは量をこなしてキャッチアップしていくことが重要だと考えている。そのため数多く求職者を担当できる会社が良いと考えています
・早期にリーダ、マネージャーにもチャレンジしていきたいため事業拡大スピードの早い環境を重視し選定しています
・とにかく稼ぎたいと考えているためインセンティブ制度のしっかり整った環境を重視しています
ーー
面接での質問例
・数字を追う事へのストレス耐性はありますか?
・ストレスの発散方法を教えてください
・今まで何かを始めて続けてきたことを教えてください
・今まで何かに本気で打ち込んだことを教えてください
・人生で一番頑張ったことは何ですか?
・営業職のイメージを教えてください
質問の意図
キャリアアドバイザー職は営業職の中でも難易度が高く、売上に繋がるまでの時間や一人前に育成するまでの時間がかかる職種です。
そのため長く続けることができる方であるかを確認するための質問を受けることが多いです。長く続けて頑張れる根拠として、営業経験や人材紹介経験以外でアピールをする場合、質問例にあるような何かに打ち込んだことや人生で頑張ったことでアピールをしていく必要があります。
また、そもそも営業未経験の場合営業職(数値を追う)こと自体が合わず早期退社に至る事例も多いため、営業職への理解度や営業への覚悟感を問われることも多いです。
回答例
・ストレス耐性は高い方だと思います。例えば、学生時代は〇〇に打ち込み、XXXという面で大変なことも多かったのですが、中高6年継続して続け〇〇大会にも出場することができました
・営業は顧客の助けになり、その結果自社の売上を伸ばしていく仕事だと思っています。また売上と評価や収入が連動しており、頑張った分だけ自身の報酬にも反映され、やりがいの大きい職種だというイメージがあります。
ーー
面接での質問例
・人材紹介のビジネスモデルを説明してください
・なぜキャリアアドバイザー職を志望しているか
・キャリアアドバイザーをやる上で大事なことはなんだと思いますか?
・キャリアアドバイザーとしての苦労しそうな点や大変なところはなんだと思いますか?
・テレアポが多いことに対してどう思うか。1日100件架電するけど大丈夫ですか?
・転職支援先がブラックだったといわれたりすることがあるけど大丈夫ですか?
質問の意図
キャリアアドバイザー職をきちんと理解した上で志望しているかを確認しています。キャリアアドバイザー職を志望する方の多くは「人の役に立ちたい」という面からキャリアアドバイザー職に興味を持ちます。確かに、キャリアアドバイザー職は求職者様からも企業様からも感謝され、貢献実感を持ちやすい職業です。
しかし大変な面もあります。その最たる例が営業職としてしっかりと数値を追う必要があり、そのために行動量(テレアポなど)も必要になるという点です。ここにギャップを感じ離職する方も多いため、こうした大変なことを理解し、さらに覚悟した上で応募しているかを確認する質問が多いです。
回答例
・人材紹介は企業へ求職者を紹介し、入社確定時に紹介料として対価をいただくビジネスモデルです。
・キャリアアドバイザー業務の大事なところ(大変なところ)は、早期に信頼を獲得し内定承諾可能性を高めていく提案や支援をしていくことだと思います
そのため、キャリアアドバイザー職として成果を上げるために私の〇〇という経験(あるいは私の〇〇という強み)が活きると考えています。この経験(あるいは強み)を活かし求職者様や企業様へ貢献したいと考えキャリアアドバイザー職を志望しています
※自分の強みや経験を活かせる、という観点でキャリアアドバイザー職を志望する理由を感えるとアピールに繋がります
ーー
面接での質問例
・将来どうなりたいか
・5年後のキャリアビジョンを教えてください
質問の意図
選考先の企業が提供できる環境と、求職者が求めている環境がマッチするかを確認し、長期定着してもらえるかを確認しています。
回答例
まずはキャリアアドバイザーとして早期に成果を上げ、私の成功事例を他の方にも展開できるような存在になっていきたいです。5年後、というと先になるためあまりイメージはできていませんがリーダーや管理職にも興味があるため目指していきたいと思っています
※他、選考する企業の環境を踏まえてキャリアビジョンを考えていきます。
転職後活躍するか
面接での質問例
・仕事での成功体験
・目標達成のためにどんな工夫をしたか
・一番大変なこと、どう乗り換えたか
・数字を達成するために工夫したこと
・今までの経験でキャリアアドバイザーとして活かせることは
・周りの人と比べてなんで秀でてたか
質問の意図
キャリアアドバイザー職の売上は以下の式によって決まります
売上=①担当求職者様数 × ②平均成約率 × ③平均単価
このうち、①~③を高めるためには以下のような力が必要で、そのスキルを持っているかを確認する質問が行われます。いろいろな質問の仕方がありますが、全て①~③どれができる方なのかを知りたい質問だと認識しておきましょう。
①担当求職者様数
・行動量を取れるか(テレアポを人より多くできるなど)
・泥臭い営業もできるか
・長時間働くことができるか
②平均成約率
PDCAをまわして数値を改善してきた経験があるか(特に営業の数値改善)
③平均単価
提案力を発揮した経験(自身の定めた営業ストーリーに顧客を乗せ、着地させた経験)
回答例
上記①~③の力がある、という根拠のエピソードを選定しアピールしていきます
ーー
面接での質問例
数をこなすために行ったことはありますか?
質問の意図
上記①の担当求職者様数を増やしていくための行動量が取れる人材かを測る質問です
回答例
上記の力がある、という根拠のエピソードを選定しアピールしていきます
ーー
面接での質問例
PDCAを回した経験や数値を達成するために工夫したことはありますか?
質問の意図
上記②平均成約率を伸ばしていくための工夫ができる人材かを測る質問です
回答例
上記の力がある、という根拠のエピソードを選定しアピールしていきます
ーー
面接での質問例
紹介先A社は紹介料が100万円であり、B社は50万円です。
2社とも内定が出ており、予算達成には紹介料100万円が必要ですが、求職者はB社が良いといっています。あなたはどうしますか?
質問の意図
上記③平均単価を伸ばしていくための提案ができる人材かを測る質問です
回答例
回答はA社、が望ましいでしょう。しかし強引にA社を薦めるという内容ではなく、求職者様の言葉をうのみにせず、求職者様の転職軸やキャリアを考えた上でA社の良さを引き出し、求職者様へ提案することでA社の可能性を最大化していく、という回答をしていきます。
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