2024年9月28日公開
最終更新日:2024年12月16日
キャリアアドバイザー(人材紹介)転職時の年収はどれくらい?固定報酬メイン/インセンティブメインの求人タイプ別に解説
目次
- そもそもキャリアアドバイザーの仕事内容は?
- キャリアアドバイザー年収は大きく2種類
- 固定報酬メインのキャリアアドバイザー年収相場
- インセンティブメインのキャリアアドバイザー年収相場
- キャリアコンサルタントの年収はいくら?
- キャリアアドバイザー転職時の年収変化事例
- 高年収でキャリアアドバイザーに転職するには?
- 希望年収でキャリアアドバイザーに転職する方法
そもそもキャリアアドバイザーの仕事内容は?
キャリアアドバイザーの仕事は、求職者に対し就職・転職活動におけるサポートやアドバイスなどの支援を行う業務です。 求職者との面談からスタートし、転職を考えている理由や志向性の確認、就業先に求める条件やこれまでの経歴などのヒアリングを行います。面談を通して求職者から信頼を獲得し、頼ってもらえるような関係性を築きます。 その後ヒアリング情報を元によりマッチする求人を提案し、希望する企業へ内定・入社が決定できるよう求職者を導き、時には勇気付けモチベーションを高めながら転職活動を推進していきます。応募先企業へもコミュニケーションを取りながら内定承諾へ向けて連携をしていきます。 この一連の仕事内容を通してキャリアアドバイザーとして活躍が期待できそう、という度合に応じて年収提示が行われます。
参考記事:キャリアアドバイザーってどんな業務?仕事内容を徹底解説!
キャリアアドバイザー年収は大きく2種類
キャリアアドバイザーの年収パターンには固定報酬がメインのパターンとインセンティブや賞与がメインのパターンの大きく2種類があります。
固定報酬がメインの給与テーブルは大手の人材紹介会社に多いパターンです。大手の人材消化会社ではキャリアアドバイザーが多数在籍しており、リーダー・マネージャーを置きしっかりと組織設計をする必要がある、オペレーションが成熟しており人による成果のバラツキが少ないなどの理由から固定報酬メイン型の給与設計を取ります。
また、人材紹介事業を立ち上げたばかりのフェーズの会社も固定報酬メインの評価設計であることが多いです。これは、新規事業立ち上げフェーズではどのくらい1人のキャリアアドバイザーが売上を残せるかが未知数でありインセンティブ制度の導入が困難であるためです。
一方、インセンティブがメインの会社は中小ベンチャー企業に多く1人1人の成果に応じて報酬で差を設ける給与設計をしています。
固定報酬メインのキャリアアドバイザー年収相場
固定報酬メインの給与設計をしている人材紹介会社では、平均年収としておおよそ以下のような年収レンジとなります。
- メンバークラス:350~500万円程度
- リーダークラス:500~650万円程度
- マネジャークラス:600万円~1000万円程度
固定報酬メインの給与設計をしている人材紹介会社で年収を高めていくにはリーダーやマネージャーに役職を上げていくことで年収アップを目指す形となります。
インセンティブメインのキャリアアドバイザー年収相場
固定報酬メインの給与設計をしている人材紹介会社では、ベース給与の300万円~500万円にインセンティブを上乗せするという給与形態をとっていることが多いです。
中には未経験からキャリアアドバイザーへ転職をした場合でも1年程度で現実的に年収1000万円以上を目指せる会社も多数存在します。固定報酬メインの人材紹介会社と比べて安定性は低いかもしれませんが、その分固定報酬メインの会社では得ることが難しい年収を稼ぐチャンスがあります。
インセンティブ設計のパターン
インセンティブ設計のパターンとしては以下のようなパターンがあります。
①売上や粗利に対し一定の%を掛けて算出
売上の●%をインセンティブとして還元、粗利の●%をインセンティブとして還元、目標売上からの上振れ分に●%を掛けてインセンティブとして還元などキャリアアドバイザーが出した成果に応じてインセンティブを計算するパターンです。売上を上げれば上げるほど自身の年収が上がることやどれくらい頑張れば年収がどのくらい上がるかが明確なためモチベーションも上がりやすい形態です。
なお、両面型のキャリアアドバイザーの場合自身が担当する企業で成約した場合にもインセンティブが発生する形態を取っているケースも多いです。
②目標達成時にインセンティブを支給
個人目標達成時に●●万円、チーム目標達成時に●●万円、クオーター目標達成時に●●万円など目標達成に対してインセンティブを設けているパターンもあります。
インセンティブが高い人材紹介会社の特徴
インセンティブが高い企業の特徴は①高い利益が出ている、②社員への給与還元率が高いという2つの特徴があります。
この2つの特徴がそろっている会社で最も多いのは、年収帯の高いハイクラス層に特化している人材紹介会社です。
年収帯が高いハイクラス層は成約時の平均成約単価が高く利益が出やすい傾向にあることと、社員への給与還元率を高くすることで質の高いキャリアアドバイザーを採用しなければハイクラス層の転職支援ができないという事情があります。
また、担当求職者数を少なく保ち成約率を高めることを重視している人材紹介会社もインセンティブが高い傾向にあります。これは成約率を高めることで利益が出やすくなることと、高い成約率を残すためには質の高いキャリアアドバイザーを採用しなければならず、社員への給与還元率を上げる必要があるという事情があるためです。
参考までに、年収1,000万円以上も目指せる高年収求人例をいくつか記載します。
【キャリアアドバイザー】M&A・コンサル・損保・IT領域のキャリアアドバイザー/業界最高水準のインセンティブ設計/YouTube・SNS集客メイン/リモート中心
【キャリアアドバイザー(経験者)】最高のマッチングを創造するヘッドハンティング事業のキャリアアドバイザー(経験者)
【キャリアアドバイザー】IT業界に特化した両面型のキャリアコンサルタント/リモート・ワーケーション・フレックス可/高インセンティブ・急成長中の企業
【経験者】M&A・PEファンド・VC・コンサル等プロフェッショナル人材に特化したキャリアアドバイザー(両面型)/フルリモート/入社半年で年収1000万円~を目指せる
インセンティブと賞与の違いとは?
インセンティブは従業員個人の業績によって支給額や内容が変化するのに対し、賞与は企業の業績によって金額が変わるのが特徴です。そのため業績が計画より良い場合などに業績賞与などの形で支給するケースなどがあり、インセンティブと賞与両方を支給する企業もあります。
キャリアコンサルタントの年収はいくら?
キャリアコンサルタントは公的職業支援機関や教育機関において、非正規雇用で働く職員が多いという特徴があり、給与体系は時給制であるケースが多いです。時給としては1300円~2000円程度が目安であり雇用形態や年収を重視する場合、選択肢から外れてしまうかもしれません。
キャリアアドバイザー転職時の年収変化事例
キャリアアドバイザー求人ナビで別職種からキャリアアドバイザーへ転職した方がどのくらい年収が変化したか、具体的な事例をお伝えします。
事例1:めがねの販売職から転職し、年収100万円アップ
販売職として年収を上げるには店長になる必要があるが、店長になると連続した休みが取れなくなってしまう、と語っていたAさん(20代女性)。シングルマザーで自身を育ててくれた母親へ恩返しをするためにも年収を上げたいと考えていましたが、店長になり休みが取りづらくなることで帰省ができなくなってしまっては本末転倒です。
販売職時代はお客様から仕事のグチや転職の相談もよく受けていたAさん。相談をもらってもちゃんと回答できないもどかしさからキャリアアドバイザーに興味をもちました。調べているうちに、キャリアアドバイザーであれば年収もあげることができ、休みも取れ、顧客への助けにもなれることに気が付きました。
そこでキャリアアドバイザー求人ナビへ相談いただき、見事販売職としての実績や人柄が認められキャリアアドバイザー職で複数内定を獲得。
その中でもっとも社風が会い求職者様への貢献ができると感じた会社へ入社へ決定。販売職時代の年収300万円から賞与込みで年収400万円の100万円年収アップとなりました。
事例2:飲食店店長から転職し、年収50万円アップ
福岡県にて某飲食店チェーンの店長をしていたBさん(20代男性)。家庭の事情の変化から福岡県から転居も可能な状況となり引っ越しも視野に入れ転職活動を始めました。
店長として、さまざまな方の採用面接や育成に携わっていたこともあり、将来的に人事職を目指したいということもあり、また、人生の数少ない重要な意思決定の場面でのサポートをしていきたいと考えキャリアアドバイザー職に興味を持ちました。そこで、キャリアアドバイザー職特化の転職支援を行っているキャリアアドバイザー求人ナビへ相談いただき、見事キャリアアドバイザー職へ内定を獲得。店長時代の年収320万円から年収370万円の50万円年収アップとなりました。
高年収でキャリアアドバイザーに転職するには?
できる限り高い年収でキャリアアドバイザーの転職を狙う場合、
- 面接での評価を良くする
- 複数内定を獲得した上で年収交渉をする
の2点が重要になります。
面接での評価により入社時の階級が決定され固定報酬額が決まります。
そのためしっかりと面接対策を行うことで評価を高め、初年度の固定給を上げることを目指します。さらに、面接での評価を良くした上で複数内定を獲得すると他社のオファー年収よりも高い年収を提示し内定承諾を獲得しよう、という形で企業が動くこともあり提示年収が上がる可能性があります。
なお、キャリアコンサルタントなどの資格などを保有している場合人材業界への意欲の強さをアピールする材料にもなるため選考通過に有利に働く場合もありますが年収のアップに直結するケースはほとんどないと言えます。同様に、業界知識を持っていることも同業界に特化した人材紹介会社を受ける上では選考通過に有利に働くことが多いですが、年収アップに直結する、とまではいかないことが多いです。
希望年収でキャリアアドバイザーに転職する方法
希望年収でキャリアアドバイザー職に転職をしたい方は是非キャリアアドバイザー求人ナビにご支援お任せください。キャリアアドバイザー求人ナビの転職支援サービスでは面接での評価が高まるよう密に面接対策を行うとともに、企業様への年収交渉も行っております。満足のいくオファー年収を実現できるよう、手厚く支援させていただきます。まずは以下ボタンより、面談予約してください。
基礎知識のおすすめ記事
-
2024/12/29
キャリアアドバイザー(人材紹介営業)職を募集している有名企業・大手企業の具体的な企業は?
-
2024/09/28
キャリアアドバイザー(人材紹介)転職時の年収はどれくらい?固定報酬メイン/インセンティブメインの求人タイプ別に解説
-
2024/10/16
キャリアアドバイザー(人材紹介営業)職でホワイト企業に転職する方法
-
2024/10/16
キャリアアドバイザー(人材紹介)は未経験からでも転職できる?営業未経験でも応募可能な求人例あり