2025年3月16日公開
最終更新日:2025年3月16日
キャリアアドバイザーの初回面談トークスクリプトサンプル
初回面談のポイント
初回面談は、キャリアアドバイザーにとって求職者との信頼関係を築く最初の機会です。この段階で求職者からの信頼を得た上で、求職者の状況や希望を深く理解しながら適切なキャリアプランを提案できるかが、その後の成功を左右します。もっとも重要なステップといっても過言ではなく、いくつか2点ポイントを解説します。
信頼を獲得する
求職者は何かしらの期待をもって、あるいは課題を抱えて面談に臨んでいます。まずは、求職者の現在の不安や不満をヒアリングし理解をした上で、自身がその問題を解決できる存在であることを伝えましょう。
具体的には転職活動がすでに進んでいる方であれば現状困っていることを確認します。他社の転職エージェントを利用中の場合は不満に思っている点や不安に感じている点を確認します。他社エージェントでやられて嫌だったことをやってしまうと信頼獲得からは遠のいてしまうでしょう。
転職活動はこれから行う、という方であれば現状一番不安に感じているポイントを確認します。例えば不安に感じているポイントが面接対策という方であればどういった面接対策の支援を行うか説明をするなど、不安を解消できる存在であることをアピールします。
このように丁寧にヒアリングをし、その話を聞いた上で提案をしていくというスタンスで臨みましょう。
また、経験者の転職支援を行う場合は自身が望むような求人をきちんと提案してもらえるか、という点が信頼獲得での重要な事項になります。相手の経験・志向性・条件を深く理解した上で、具体的なイメージとしてマッチする求人を提案することができれば信頼を得ることができます。
さらに求職者が未経験・若年層の場合、自己開示を行い共通点を探して仲を深めるなど楽しみながら転職活動を行う、という進め方が有効なケースも多く、仲を深めることが信頼獲得に直結することも多いです。
転職活動は複数の人材紹介会社などを併用して進める求職者様も多いですが、信頼を獲得することで自身に一本化して進めてもらえる可能性が高まり、内定承諾率の向上に直結します。
さらに、自身に一本化してもらえる可能性を高めるには、信頼を得たうえで自身に一本化するメリットを訴求できると尚よいでしょう。例えばスケジュールの管理や面接対策の進め方などで一本化したほうが良い理由などをお伝えしていくなどが考えられます。
企業提案の質を高める準備を行う
信頼関係を構築した上で、提案求人がフィットすれば限りなく成約へ近づきます。
企業提案の質を高める上で、
・転職検討理由
・今回志望している業界や職種、条件面の確認
・経歴の確認
あたりの基本的な情報をまずはヒアリングします。
その上で転職の軸を固めていきます。
転職を検討する理由として、主に
①年収アップ
②働き方の改善(残業を減らしたい、リモートワークをしたいなど)
③業務内容を変えたい(キャリアチェンジを含む)
④ブランド力のある会社がよい(より大手・知名度の高い会社にいきたいなど)
の4点があります。この4つの優先順位や、これまでの経験値からどこまで条件を叶えられるかを判断し転職軸とその優先順位、場合によっては妥協が必要なラインを提案していきます。
経験者で引く手あまたな求職者の場合、すべてを叶えるような転職も可能性があります。
一方で未経験の場合、キャリアチェンジができれば御の字で年収・働き方・ブランドの3点は諦めなければならないケースも少なくありません。そのあたりの実情を踏まえて期待値をコントロールしていくことが必要です。
また、期待値のコントロールを行う際にはキャリアチェンジの重要性や価値を高めることで他の軸の優先度を下げる提案を行います。たとえばSPIN話法を用いることでキャリアチェンジを行わないという選択を取る場合の問題点を自己認識し、その価値を上げてもらうなどの提案方法などがあります。
具体的な企業選定軸においては職種としてはキャリアチェンジになるが、業界は一致しているなど関連度は一定ある状態で新しいチャレンジの要素も取り入れていけると内定取得可能性(活躍可能性)と新しい経験の獲得とのバランスが取りやすくなるケースがあるため、求職者の経験との関連性を探りながら企業提案軸を考えていけるとよいでしょう。
初回面談のトークスクリプトサンプル
上記のポイントを踏まえ、具体的なトークスクリプトのサンプルを記載します。こちらの内容はあくまで最低限の基本的な内容です。まずは基本を抑えた上で自分なりの得意なやり方で改善を重ねていきましょう。
オープニング
お世話になっております。【サービス名や会社名】の【自身の名前】です
【求職者お名前】様、本日はどうぞよろしくお願いいたします。
改めまして、この度は【サービス名】にご登録いただき、ありがとうございます。
現在転職をお考え中ということでこちらお間違いなかったでしょうか。(もし急ぎではない場合は、転職ご検討中とのことでよろしかったでしょうか。)
ありがとうございます。
こちらのご面談ではまずは転職を考えたきっかけや詳細の転職のご理由、また今後どういったキャリアを描かれたいかなどをまずはお伺いさせていただき、別途求人のご提案をさせていただければと思いますのでよろしくお願いいたします。
ヒアリング
それでは、ご面談をスタートさせていただいただきます。
※履歴書と職務経歴書を送っていただいた場合はお礼を言う。
転職理由ヒアリング
それでは早速ですが、転職をお考えいただいたきっかけやご理由をお聞かせいただけますか。
XXXがご理由ということですね。ありがとうございます。⇒(深ぼって質問をしていく)
他にも何かございますか?
転職活動状況ヒアリング
現在は既に他のエージェントを使ったり、ご自身で求人に応募をされたりしていらっしゃいますか?
既にエントリーをいただいている企業様や最近求人を見ていて気になっている企業様のお名前(とポジション)を教えていただけますでしょうか?
※もし既に転職活動をしていて、履歴書と職務経歴書を事前にいただけていない場合は、今送付してもらえるかを確認
現職の確認と過去の経歴の深掘り
ちなみに現職はXXXとのことでお間違いなかったでしょうか?(登録時情報などを参考に確認)
※聞けそうであれば前職以前の経歴も聞いていく例:今の会社は何社目ですか?など。ただし尋問のような質問になってしまわないよう気を付ける
希望職種の確認
ご登録時にXXX職をご希望と記載いただいておりましたが、お間違いなかったでしょうか?
XXX職をご興味いただいたきっかけやご理由はどのあたりだったでしょうか?
希望条件の確認
今回の転職で大切にされているご条件はございますか?
転職希望時期の確認
ご希望の転職時期はございますか?
希望就業場所の確認
ご登録時に勤務地は〇〇県をご希望といただいておりましたが、お間違いなかったでしょうか?
希望年収の確認
ご登録時に現年収〇〇万円と希望年収〇〇万円と記載をいただいていたかと思いますが、お間違いなかったでしょうか。また、最低希望年収をお伺いできますでしょうか。
ここまでのヒアリングを元に求人の提案(応募同意をいただく本格的な提案もあれば、あくまで参考までにという形でお見せする場合と2パターンある)を行う場合もあります。
次回面談のアポイント
このあとの流れなのですが、私からまずは求人をお送りさせてだき、その後再度【求職者お名前】様とのご面談のお時間の中でご興味いただけた求人やあまりご興味のない求人などのご意見をいただきながら今後の転職の軸やご志向などについてお話させていただければと考えているのですが、XX日以降で再度ご面談のお時間をいただくことは可能でしょうか?
ありがとうございます。それでは、次回がXX日のお約束なので、私の方から求人を明日中にはお送りさせていただきますね。
私からは以上なのですが、【求職者お名前】様から何かご不安点やご質問などございますでしょうか?
もし何かございましたらいつでもご連絡ください。
信頼関係重視のキャリアアドバイザー職に転職
同じキャリアアドバイザー職でも求職者様との信頼関係を重視し、質にこだわったマッチングを目指すカルチャーの非常に強い会社も存在します。
キャリアアドバイザー求人ナビの転職支援サービスでは会社ごとカルチャー・特性を熟知しており、求職者様の意向に沿った求人を提案することが可能です。
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